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旅行を楽しみつつSDGsに関わる
社内では旅行を楽しむ人はごく僅かみたいですが、むしろ体力がある若いうちに色んな所へ旅してほしいものです。
もしくは父母や祖父母が健在なうちに旅行に連れて行ってあげてください。そしてまた、年を経てから思い出の地に行くのも良いものです。
ちょっと脱線しましたが、旅行することは自ら移動し地産地消をすることで、小規模運搬によって発生するCO2の削減ができるということで、SDGsの13「気候変動に具体的な対策を」に繋がります。
華やかなイメージや人生が変わると言われる海外旅行もよいですが、元気のない日本の経済を回すためにも手軽に行ける国内旅行はいかがでしょうか?
行ってみると意外と色んな魅力に溢れているものです。
そんな魅力を、写真を添えて紹介させていただきます。
食を楽しむ
旬の食材、それはその時期、その土地でしか食べれないもの。
その食材に精通した地元の人に目利き、料理を任せることで取り寄せしたものよりも美味しいものがいただけます。
写真は2023年8月の北海道は小樽で食べたサーモンの握り。
去年から養殖された鮭で、この年から食品として流通が始まった、まさにハツモノです。
天然モノとは違って雑味がないサッパリした脂のノリですが、コレはコレで美味しかったです。
さて、そんな旬の食材を戴いたり守ることはSDGsの14「海の豊かさを守ろう」、15「陸の豊かさも守ろう」に繋がります。
これからも美味しいものがいつまでも気軽に食べられますように。
人に出会う
旅先での出会いは一期一会です。
出会いを大切にし、楽しめればお土産選びが一層楽しめるものになります。
写真は2019年に利用させて頂いた伊勢の宿、日の出旅館の大女将さん。
温かなお日様の下、日々を楽しそうに過ごしてらっしゃったのが印象的でした。
(写真の許可をいただきに連絡したところ、昨年天に召されたということで向こうでも楽しまれていることをお祈りします)
伊勢といえば伊勢神宮、皇大神宮の鳥居は簡素ですが必見です。
八百万の神々の意味を改めて考えるにもふさわしい場所なので、いつかは訪れることをお勧めします。
その土地での交流や経済を回すことはSDGsの8「働きがいも経済成長も」に繋がります。
これからも関わった人と地域が健やかでありますように。
風土を知る
旅先の出会いは食や人々だけではありません。
風景や音に出会えるのも楽しみの一つです。
写真は式根島の夜の海。
押し寄せる波の音が響く暗闇の中、天の川が昇っていく幻想的な風景でした。
式根島は小さく信号機が1つしかないなど、ゆっくり過ごすには最適な場所です。
離島というものは昔はほぼ完結された空間だったので、そこでの暮らしに思いを馳せること、歴史を探ることはSDGsにつながると思います。
そして日本には他にも神秘的な風景や郷愁誘う原風景がたくさんあります。
これらを守ることはSDGsの11「住み続けられるまちづくりを」に繋がります。
盛者必衰、諸行無常とは言いますがこれからも心動かす風景が受け継がれますように。
改めてSDGsについて考える
さて、SDGsにかこつけて趣味の旅行について書きましたが、情報をそのまま鵜呑みにはせず、なぜそうするのかを考え調べてください。
環境や人、地域について学ぶことで、SDGsを意識せずとも自然と生活が遅れるはずです。とはいえ難しいことはそれはそれとして、まずは旅に出て、人に迷惑をかけない楽しい旅行をしましょう!