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こんにちは、エンジニアのMです。
今回は若手エンジニア向けに、プログラミング中に必ず直面する「エラー」についてお話しします。
エラーが発生すると、基本的にエラーメッセージが出力されます。このメッセージを元に原因を調べるのですが、英語で書かれていることが多く、内容も複雑で読み解くのが大変です。
そこで、エラーメッセージの読み解き方について、私なりの方法を紹介します。
1. 動詞を元に読み解く
エラーメッセージが出た場合、まずは短い動詞を含んだセンテンスを抽出しましょう。
例えば、
undefined(未定義)
not exist(存在しない)
not found(見つからない)
unexpected(予期していない)
これらの動詞はよく出てきます。英語が苦手な場合でも、翻訳サイトを活用して意味を理解しましょう。これで大まかなエラーの原因を特定できます。
2. ファイル名や行数の記述を探す
エラーメッセージ内にファイル名や行数が記載されている場合、その周辺に間違いがあります。まずは表示された文の前後を確認しましょう。
スタックトレースが表示される場合もありますが、焦らずにファイル名と行数を追って見覚えのあるファイルを探しましょう。
3. 類似のエラーケースを調べる
エラーメッセージをネットで検索しても出てこない場合、固有のファイル名や変数名などローカルな情報を除いて検索しましょう。エラーメッセージに含まれるエラーコードや使用している言語、フレームワークを組み合わせると、より絞り込みやすくなります。
いかがでしたでしょうか。
エラー発生時には煮詰まってしまいがちですが、エラーメッセージには必ずヒントが隠されています。一つ一つ丁寧に読み解くことで、経験として自分のスキルに積み重ねていきましょう。
エラーが出て原因が分からない場合は、ぜひ参考にしてみてください!