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皆さん、日本では何種類の新幹線が走っているかご存じですか。
北は北海道、南は九州まで、その数なんと10路線26種類(※)になります。
※路線違いの同名列車もカウント。
例えば「のぞみ」は東海道と山陽それぞれ1種類としてカウントしました。
京都出身、東京在住の私にとって、一番馴染みのある新幹線は東海道新幹線の「のぞみ」になるわけですが、最近、旅行でよく使う東北新幹線の「はやぶさ」「やまびこ」や上越新幹線の「とき」「たにがわ」なんかにもお世話になっています。
※写真は名古屋にある「リニア・鉄道館」で撮影した歴代の新幹線。
奥に写ってるのは昔のドクターイエローかも?!
新幹線の魅力は何といっても安全に、しかも早く目的地に着けることになると思います。
その他にも、列車ごとに楽しめる形状やデザイン、内装も魅力の1つに挙げられると思いますが、忘れてはいけないのはその居住性の高さでしょう。
座席の品質や左右前後の間隔は、通常の電車より良い状態だと言えますし、あまり駅に止まらないこともあり空調も完璧で、暑かったり寒かったりということがほとんどありません。
そして、あまり知られていないかもしれないのが、新幹線の軌間(レールの幅)です。
新幹線では標準軌と呼ばれる比較的広めの軌間を採用しているため、車体が安定しています。
もちろん、軌間だけが理由ではないと思いますが、この抜群の安定感により、移動中、快適にお弁当を食べたりお酒を飲んだり、睡眠を取ったりできるわけです。
ちなみに、JRの在来線は狭軌と呼ばれる狭めの軌間を採用していることが多いため、新幹線の後にJRの在来線に乗ったりすると、新幹線の車体の安定感をより感じることが出来ると思います。
新幹線の世界、今回はここまで。
次回は、視点を変えた新幹線の楽しみ方を紹介したいと思います。