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PSDは身軽が一番です

PSDは身軽が一番です

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デザイナーKです。

今回はデザイナーらしくPhotoshopのお話をしようと思います。
PSDとはPhotoshopデータのことです。


現場でPhotoshopを使ってらっしゃる方は多いと思いますが、ファイル容量について考えた方はいらっしゃいますか?
作画系の作業があり、10年以上続く現場などでは異様な容量になってしまっていることはないでしょうか。ふだん、容量を意識して制作される2Dビジュアル関係の方はあまりいないと思います。

横640px縦280pxの画像なのに、なぜか容量が1GBある。
ホラーですよね。

容量が大きくなるとPCの動作も重くなりますし、他の作業者への受け渡しも大変です。
容量が肥大化する理由はたくさんあります。

・不要なレイヤーを非表示のまま保持している
(レイヤー数が単純に多い場合もあり)
・画像のタテヨコサイズに不釣り合いなまでの巨大な画像を使っている
・レイヤーオブジェクトを開いたらまたレイヤーオブジェクト、、、マトリョーシカ状態
・レイヤーオブジェクトに、他PSDの作業データがごっそり残ってる

などなど。


そして、それらしいファイルを消したにもかかわらず依然として容量が落ちない。
そんなときは、謎のメタデータが蓄積されていることがあるそうです。
Photoshopの公式ではVer.upで対応しているとのことですが、昔に作られたファイルを現在のVer.で開いたところでファイル容量が変わるわけではありません。解決策は検索すればそのメタデータの除去スクリプトや、ツールなどが存在するようですが!

簡単なのはこれ!
「同じタテヨコサイズで新規ファイル作成して、レイヤーを全てその新規ファイルにコピーする」

これだけで秘伝のタレとして蓄積されてきたメタデータがごっそり消えて、300MBが10MBになるなんてこともざらです。現場で過去制作のPSDを流用、改変、修正して使ってる皆様。タテヨコサイズに見合わない容量を保持しているPSDには疑問をもちましょう!

後世の製作者のために謎に容量の重いPSDをなくしましょう!