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こんにちは!エンジニアのIです。
皆さんは「報連相」という言葉をご存じでしょうか。
「報告・連絡・相談」の頭文字を並べた造語ですが、仕事において報連相は、重要なスキルだといわれています。しかし具体的にどのような状況でどういった報連相が求められるのか、改めて考えてみると難しいですよね。
そこで今回は、私が普段から大切にしている報連相をいくつかご紹介します。
[報告]
・作業の完了見込みと現在の進捗をこまめに報告する。
「こまめに」というと曖昧で難しいですが例えば、完了見込みが1週間以上の長期にわたる場合は、3日程度経過したタイミングで「どのぐらい進んだのか」「予定通りの進捗なのか」を報告するようにしています。
[連絡]
・これまで対応していた作業を中断して別の作業に着手する際はその旨を連絡する。
差し込みの作業等でいま対応している作業を一時中断する場合は、メンバー全員にその旨を連絡するようにしています。
もしかすると自分以外のメンバーは、作業内容が変わったことを知らない可能性もあります。「知っているだろう」「大丈夫だろう」で進めず、1つずつ丁寧に連絡して確認しながら進めることが報連相の肝だと考えています。
[相談]
・発生したエラーの解消法など解決方法について相談を行うときは、これまで自分が「試したこと」や自分自身の「考え」も添えるようにする。
解決策など何かを教えてほしいときついつい「どうすればいいですか」と丸投げとも捉えられるような質問の仕方をしてしまいがちではないでしょうか。
もちろん経験が浅いうちや何から聞けばいいのか分からず困っているときは、それでも大丈夫です。ただしより丁寧な相談を目指すのであれば、自分がこれまで「試したこと」と自分自身の「考え」も一緒に伝えるようにしてみてください。自分が試したことやこれまでの経緯を伝えることで、相手はいくつか考えられる解決策の中から消去法で、次のアプローチを考えることができます。
また自分自身の「考え」を伝えることで、どういった意図で何をしたいのかが相手に伝わりお互いに目的とゴールの共通認識を持つことができます。また自分の考え方やアプローチが正しかったのかも同時に明らかにすることができるので、是非取り入れてみてください。
今回ご紹介した報連相はほんの一例です。
実際にはそのときの相手や状況によって、求められる報連相は様々です。
ですが、様々ある報連相において共通して大切なことは「相手の目線になって考えること」。自分主体ではなく相手からみた自分の状況を俯瞰して見ることで、いま相手に伝えるべき事柄が、自ずと分かってくるのではないでしょうか。
報連相の根本は相手とのコミュニケーションです。
普段から相手の立場に立った報連相を積極的に行い、より円滑なコミュニケーションを図っていきましょう!