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こんにちは、大阪エンジニアのYです。
私、アラフォーのエンジニアですが、今更ながら「Java SE 11 Programmer I」(属に言う「Java Silver」)の資格勉強をしていまして、その中で「え?そうなんだ」という内容があったのでこの機会に紹介させて貰います。
Java11なので、かれこれ5年前にリリースされたバージョンということもあり、既知の方も多いかと思いますが知らなかった方は是非お目通し下さい!
ご紹介する内容は題目にもありますが「javaファイルが直接実行できるようになったよ」という内容になります。
Java10以前では
①Javaファイル作成
②「javac」コマンドでコンパイル
③「java」コマンドで実行
の3ステップが必須でした。
Java11からは、ただJavaファイルを実行して、実行結果を知りたい場合は②のステップを省くことができるようになりました。
(この場合、クラスファイルは作成されません。)
大きな開発の中ではそんなに活用する場面が無いかもしれませんが、細かい部品を作成中、動きを確認したい場面では手間が1つ省けるので助かります。
それでは実際に試していきたいと思います。
以下が実行するJavaファイルになります。
ただただ「TEST」とコンソールに表示するだけの簡単な内容です。
早速「java」コマンドで実行してみましょう。
コンパイルのステップをせず、Javaファイルが実行され「TEST」と表示されました。
(実行するコマンドが「java xxxx.java」(Javaファイルの拡張子まで記載する)となるのが注意点です。)
せっかくなのでJava8では同様のコマンドを実行するとどうなるか見ておきます。
Java10以前では java コマンド実行時にクラスファイルを探しに行くので「そんなクラスファイルないよ」と怒られましたね。
すごく細かい変更点にはなりますが、こういった細かい変更の積み重ねでエンジニアは開発を効率的に進められるようになります。
Javaも年々目まぐるしくバージョンアップされていきますがエンジニアとして、しっかりと新機能を追いかけながら、技術に置いていかれないようにしないといけないと思いました・・・!