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第1回プログラミングの旅:小学校でプログラミング的思考の授業を行いました

第1回プログラミングの旅:小学校でプログラミング的思考の授業を行いました

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社会のDX化推進を目指すスタイラジーができることは何か

2021年9月にSDGs推進チームを立ち上げ、SDGsに本格的に取り組み始めた当社。

社会のDX化推進を目指す当社だからこそできることはないか、そう考えるなかで、まず「小学校でのプログラミング教育の必修化」に目を向けました。

その中で、全国の小学校にプログラミング的思考の出前授業を届けている放課後NPOアフタースクール様(https://npoafterschool.org/social-design/)との出会いがあり、「プログラミングの旅」に参加させていただくことになりました。

◆「プログラミングの旅」:生活に身近な「料理」「学校」などの題材を通して、プログラミングに必要な論理的思考(プログラミング的思考)を楽しく学べる小学生向けの授業で、放課後NPOアフタースクール様が制作されたプログラムです。(協力企業:株式会社セールスフォース・ジャパン様、ソニーグループ様、アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社様)

URL:https://npoafterschool.org/stem/

小学校での授業の様子をお届けします

今回は、東京都足立区の小学校で実施した当日の様子をお届けします。

■実施日:2022年7月1日(金)

■実施地域:東京都足立区

小学3年生の児童を対象に合計約40名(2時間×2回)へプログラミングの旅を届けました。

前半:お買い物ミッション・給食ロボットミッション

授業の前半では、「プログラミングとはコンピューターを動かす命令である」という基礎から学んでいきます。信号機や自動ドアを例として説明すると、すぐに子どもたちもイメージがついたようです。

そこで、二つのミッションを通じて、「命令どおりに動く」というプログラミングの特徴について、より深く学んでいきます。

まず一つ目は、「お姉さんのお気に入りのセーターを買いたい。ロボットには3つしか命令を出せません。どの命令を出す?」というお買い物ミッションです。複数ある条件から3つを選びます。迷ってしまったときにはすぐにお友達や先生に相談してミッションを進める姿が印象的でした!

二つ目は、給食ロボットミッションです。ここではどのような順番でどのような命令を出す必要があるかをみんなで考えます。実際に「給食ロボット99号」に直接命令を出すことで、命令を出すコツを掴んだようです。

後半:ホットドッグやさんミッション・まとめ

後半は、前半で学んだことを活かして、実際にプログラミング的思考に挑戦します。

「ホットドッグやさんになって注文通りのホットドッグを作る」というミッションを専用のアプリ(放課後NPOアフタースクール様が開発したアプリ「はらぺこ ホットドッグトラック」)を通じて行っていきます。

このミッションで、「料理」という普段の生活のなかにもプログラミング的思考が取り入れられていることを実感できた子どもたちが最後に行ったことは、「自分がプログラミングで実現させたいアイデアを考える」です。

「毎朝天気に合わせて洋服を選んでくれるロボットがあるといい!」「毎日ご飯を作ってくれる親のために、レシピを考えてくれるシステムがあるといい!」など、「たしかに!」と思わず私たちも頷いてしまうアイデアがたくさんでました。

”プログラミング的思考を取り入れられれば、世の中はもっと楽しくなる”そんな気付きに繋がる授業です

授業の最後には、こんなことをメッセージとして子どもたちに伝えさせていただきました。

「プログラミング的思考は日常のなかにたくさん取り入れられています。“こういうものがあったらいいな!”というアイデアをまず考えて、そして実行することで、自分たちの生活がもっと便利になったり、楽しくなったりします。そして上手くいかなかったときには、“作りながら直す”ことを取り入れてみてください」


今後も子どもたちに、プログラミング的思考を通してプログラミングの楽しさを伝えていきたいと考えています。そして、授業の進め方に試行錯誤する教育現場にもお役立ていただけますと幸いです。

今回、プログラムを進行してくださった放課後NPOアフタースクール様、ありがとうございました。

プログラミングの旅には、三か月に1回ほどの頻度で、継続して参加させていただく予定です。第2回の活動報告もお楽しみに!