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第8回プログラミングの旅:クラブ活動内での授業

第8回プログラミングの旅:クラブ活動内での授業

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東京では5回目、スタイラジーとしては8回目の参加となります     


2022年7月より参加している「プログラミングの旅」。
DX支援企業として、小学生のみなさんへプログラミング教育を届けたいという思いで2024年2月に8回目の参加をさせていただきました。

◆「プログラミングの旅」について
生活に身近な「料理」「学校」などの題材を通して、プログラミングに必要な論理的思考(プログラミング的思考)を楽しく学べる小学生向けの授業で、放課後NPOアフタースクール様が制作されたプログラムです。(協力企業:株式会社セールスフォース・ジャパン様、ソニーグループ様、アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社様)
プログラミングの旅:詳細はこちら

8回目は東京都新宿区の小学校への訪問です。第1回~7回は学校の授業内での開催でしたが、今回は初めて「クラブ活動(パソコンクラブ)」の中でプログラミングの旅を実施しました。通常約1時間半ほどのプログラムを、今回は1時間ずつ2回に分けて計2時間行いました。

■実施日:前半回  2月5日(月)、後半回  2月20日(火)
■実施地域:東京都新宿区
■対象:小学4~6年生 合計約20名(両日とも同じ児童が参加)

小学4~6年生の児童を対象に、「探究編」のプログラムをお届けしました。
探究編ではプログラミング的思考を学んだ後、プログラミングブロック「MESH™」(以下、MESH)を使って「学校生活を楽しくするアイデア」を具体的に考える内容となっています。(MESH:詳細はこちら


前半回:プログラミングの仕組みを学ぶ   


プログラミングとは?自動販売機ミッション

前半ではタブレットは使わずにミッションを通してプログラングの考え方を学ぶ授業になります。

「プログラミングとは、コンピュータを動かす命令のことである」という定義を確認したあとに、身近にある「自動販売機」を例に、具体的にどのような命令が出されているかを考え、プログラミングの仕組みについて学んでいきます。

普段何気なく使っている自動販売機ですが、この機会によく考えてみると、金額によって購入できる商品を限定したり、選択した商品がしっかり出てきたり、おつりが正しく返ってきたり。工程毎に「きっかけ」「命令」「結果」が組み立てられていることによって便利な自動販売機が出来上がっていることに改めて気付かされます。最初は「命令」と聞いてもピンとこなかった子どもも一つ例を聞けば、どのような命令が組み込まれているか想像がどんどん膨らんだようで、「商品を出して!」「おつりを計算して!」とどのような命令が必要か考えて大きな声で発言していました。

自動販売機以外にも、信号機も例に出して考えてみましたが、ミッションのあとには、「じゃあエアコンも電気も電車もあれもこれもプログラミングが使われてるんだ!」という発言があり、プログラミングが身近なものであることに興味を持ってもらえたようでした。

給食ロボット99号!カレー配膳ミッション!

さらにプログラミングの仕組みへの理解を深めるため、今回も毎度おなじみの「カレー配膳ミッション」を行いました。今回もロボットの登場に大盛り上がり。カレー配膳ミッションでは、「作りながら直す」というプログラミングにおいてとても重要なことを体験することができます。 

後半回:MESHを使って学校生活を楽しくする   


学校生活を楽しくするアイディア

前半回でプログラミングの仕組みを学んだあとには、実践編として、MESHを使って「学校生活を楽しくするアイディア」を考えました。

初めて使うMESHにもすぐに慣れたようで、各々試行錯誤して積極的に取り組んいました。その中でも「掃除中に推しの声が流れてきたらもっと頑張れる」と楽しそうに自分の推しの声をMESHに録音しているグループや、人を感知するMESHに写真を撮る機能を組み合わせて教室のドアに貼ることで出席確認に繋げるアイディアを出しているグループがあり、とても印象に残りました。

どのアイディアも「楽しくなりそう」「便利になりそう」という気持ちから生まれたものだからこそ、学校以外の場所でも活用できそうなもので、子どもたちのアイディア聞いてとてもワクワクしました。また、最初の発表の際にはうまく動かすことができなかったグループもありましたが、原因を見つけて作り直してから再度発表して無事成功。カレー配膳ミッションでも学んだ「作りながら直す」ということを早速実践していました。 

クラブ活動での授業

今回は初めて、パソコンクラブ活動での授業でした。共通の興味がある人が集まる場だからか、「こんなものがあったらいいな」という純粋な気持ちを共有し合い、なんとか自分たちで形にしようと真っすぐに取り組む姿が印象的でした。今回のプログラミングの旅に参加した子どもたちには、その姿勢を持ち続けて、学校生活や日常生活をもっと便利に、面白くしていってほしいと思います。


今回もプログラムを進行してくださった、放課後NPOアフタースクール様、ありがとうございました。

第9回の活動報告もお楽しみに!



◆これまでの活動報告はこちら

 第1回 2022年7月東京開催(小学3年生_思考編)   :詳細はこちら
 第2回 2022年10月大阪開催(小学5年生_探究編) :詳細はこちら
 第3回 2023年1月東京開催(小学5年生_探究編) :詳細はこちら
 第4回 2023年6月大阪開催(小学3年生_思考編) :詳細はこちら
 第5回 2023年7月東京開催(小学6年生_探究編) :詳細はこちら
 第6回 2023年10月東京開催(小学3年生_体験編) :詳細はこちら
 第7回 2023年12月大阪開催(小学6年生_思考編) :詳細はこちら