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ひとつめの目標を“SDGsの社内定着”として、年4回SDGs研修を実施しています。
昨年2021年9月に『SDGs推進チーム』を立ち上げ、最初の目標として“社員にSDGsを知ってもらう”ことにしました。
「聞いたことはあるけど、具体的にはわからない」が正直なところではないかと思い、具体的な取り組みとして全社員を対象とした「SDGs定期研修」を行っています。
当社が毎月オンラインで開催している全社員出席の「全体会議」において、3か月に1回「SDGs研修」を取り入れています。最近ですと、先月9月に『目標7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)』をテーマとし、SDGs推進チームによる研修を実施しましたので、簡単にご紹介します。
制度紹介:全体会議
毎月東京大阪合同で全社員を対象としたオンライン会議を開催しています。メンタルケアや業務上必要なコンプライアンス、セキュリティ研修なども実施し、決算月は、売上状況・会社としての各方針などを伝えています。
日本だけでなく世界的にも深刻な「エネルギー問題」。課題と対策は?
今年の夏に報道などでよく取り上げられた「電力不足」。世界的にも非常に深刻な問題となっていることから、“エネルギー問題が抱える課題“をこの機会に改めて理解し、企業や個人ができることを考えられればという思いのもと、こちらのテーマを選びました。
研修では、目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」がどういうものなのかの説明から始まり、他国や他社の取り組み事例の紹介、個人でも取り組めることを伝えました。また、エネルギーについて考える上で重要なキーワード「エネルギー自給率」「再生可能エネルギー」「脱酸素」についての解説も併せて行いました。
今冬の電力不足は危険な水準になると言われています。今回の研修をきっかけに、すぐにできる対策として「節電」を少しでも意識して各々が生活に取り入れていければと思います。
SDGsを身近なものに!過去に実施した研修内容をご紹介。
最後に、これまで実施した研修内容も併せてご紹介できればと思います。
◎2021年9月:SDGs基礎研修
研修の第1弾として「SDGsとは?」「SDGsの必要性」「SDGsを企業が取り組む目的」というところから研修を行いました。なお、このような基礎研修は、新卒入社社員を対象に今年2022年5月にも実施しています。
◎2021年12月:SDGsに通じる身近な取り組み
まだまだSDGsに馴染みがなかった2021年末。まずはSDGsを身近なものとして捉えるきっかけになればという思いで、「社会の身近なSDGs紹介」としてコンビニエンスストアやテーマパークなどの取り組み事例をピックアップしました。
◎2022年3月:エシカル消費
目標12「つくる責任、使う責任」に深く関係するエシカル消費を取り上げました。社会的課題を理解することで、SDGsに繋がる消費活動を取り入れることができます。
◎2022年6月:ジェンダー平等
目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に繋がる制度が複数あります。
個性を大切にするという企業理念をはじめ、社員を“個”として人事評価の適用、福利厚生などの各社内制度の利用を促しています。研修を通じて会社への理解も深めることができます。
2022年9月より、SDGs活動の2期目に入りました。社内へのSDGs定着を強化すべく、研修内容もさらに工夫していきたいと思います。