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環境に配慮した商品を選ぶ際の本質を見極める力を養うことが大切
現在、気候変動や環境汚染は深刻な問題となっており、環境に配慮した商品等を選択することが私たちにも求められています。
しかし、環境に配慮していると謳っているものの中には、見せかけだけのものが存在するのは残念ながら事実です。
企業などが実態を伴わないのに、あたかも環境に配慮した取り組みをしているように見せかけることを「グリーンウォッシュ」といいます。
見せかけだけのごまかしに騙されることなく、本当にSDGsの取り組みとして内容が伴っているのかを判断し、正しく選択することのできる、本質を見極める力が私たちに必要になっています。
グリーンウォッシュを見抜くために
グリーンウォッシュとは具体的にどういった内容なのか気になる方がいらっしゃると思います。
以下に具体例を示します。
・明確な意味を持たない漠然とした言葉や用語をつかい、見せかけのエコを宣伝している
・環境に配慮した製品を販売しているが、製造時の工場が川に汚染水を流している
・環境に配慮している小さな要素のみ強調し、全体的には環境に配慮していない
・一般消費者が理解出来ないような専門用語のみを使う
・架空の第三者機関をでっち上げ、実在する第三者機関が認証、推薦しているかのように見えるラベルなどを商品に貼り信用させようとする
・根拠や証拠を全く示していないのに、業界トップなどと謳う
上記はあくまで一例ですが、目に見えている見せかけだけの情報に踊らされず、多角的に情報を収集して見極めることが大切です。
情報を共有してSDGsの輪を広げる
いつも時代も、あの手この手で悪だくみをする者は残念ながら存在します。
幸いなことに、インターネットを利用して情報を収集することが容易にできる時代です。
SDGsの取り組みについて様々な情報を検索することが出来ますが、調べた情報を検証し、正しく判断することが私たちに求められています。
また、周りに正確な情報や取り組みの大切さを伝えていく事も大切だと感じています。
私自身、自分の親がSDGsについて良く分かっていなかったため、SDGsとは、というところから伝えていったりしています。
そうして個人でも出来る取り組みによってSDGsの輪が広がって行くといいですよね。