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フードドライブについてご存じですか?
先日、用事があって市役所に行きました。
その市役所は古い庁舎から新庁舎に建て替えられたばかりで、レイアウトも大きく変わっていたので、見学がてら新庁舎内をぶらぶら散歩していました。
立派なコンクリート造りの広々とした庁舎を眺めながら歩いていると、ふと廊下の脇に「フードドライブ」と書かれた机を見つけました。
そこには二人のご年配の女性がいて、段ボールの中に飲み物や食べ物が入っていました。
フードドライブ…なんだかかっこいい響きですよね!
市の広報誌などで単語を見かけたことがありますが、実際に回収している場所を目にするのは初めてでした。
※フードドライブとは、使いきれない食品などを持ち寄り、自治体やフードバンク団体などに寄贈すると困窮している人やこども食堂、福祉施設に寄付される活動の事を言います。
似た言葉に、フードバンクというのもあります。
SDGsの目標に5つも貢献できます!
この活動に参加すると、SDGsの17のゴールのうち
「1.貧困をなくそう」
「2.飢餓をゼロに」
「3.すべての人に健康と福祉を」
「12.つくる責任 つかう責任」
「17.パートナーシップで目標を達成しよう」
上記の通り、なんと5つの目標に貢献できるのです。お得ですね!
ただ、食べ物であればなんでも寄付していいわけではなく、生鮮食品や冷凍食品など、賞味期限が短いものや温度管理が必要なものは寄付できません。
賞味期限の記載がないものや、外国語表記の物も品質保証が難しいため寄付はできません。
もちろん開封済みのものや、賞味期限が残り少ないものも寄付はできません。
フードドライブをSDGsの取り組みの第一歩に
ふと、自分がフードドライブに貢献できそうなものはないか考えてみました。
そういえば、お中元で大量のジュースを頂いたけれど、ジュースを飲む習慣がないのでなかなか減らないな…
買い溜めしておいた非常食も結構場所取っているなあ…
と、活かせる品は意外と家にありそうなことに気づきました。
適した品目に限定はされますが、期限切れで廃棄してしまうくらいなら、早めにフードバンクに寄付しておけば、捨てるときの申し訳ない気持ちも感じずSDGsに貢献できそうですね。
フードバンクやフードドライブは、多くの自治体で活動が行われています。
また、地域の子ども食堂や福祉団体にも案内があったりするので、ぜひ身近な所に活動されている団体が無いか調べてみてください。
意外な発見や協力のきっかけが見つかるかも…!?