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SDGsの取組みが環境汚染に?

SDGsの取組みが環境汚染に?

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はじめに   


「SDGs」。
最近、声高に言われるようなり、政府、企業、家庭でも様々な取り組みをされている事でしょう。地球環境を守っていく上でとても大事な事だと思います。

しかし、何事も光があれば、影があるように取り組みによっては新たな問題を抱える事もあるようです。そのうちの1つを紹介します。

ソーラーパネル廃棄問題  


「クリーンなエネルギー」として、注目されているソーラー発電。
広大な土地でのソーラーパネル畑や家庭の屋根に設置されているのを目にする事も多くなったと思います。

このソーラーパネル。寿命が20~30年と言われています。
使えなくなったソーラーパネルは産業廃棄物として、埋め立てで処分されるそうです。ソーラーパネルには有害物質が含まれているため、水漏れを防ぐ設備のある処分場で埋め立てる必要があるとのこと。

しかし、有害物質が含まれている事を知らずに誤った方法で処分されたり、不法投棄されたりして、有害物質の流出による環境汚染が心配されています。また、ソーラー発電はSDGsが声高に叫ばれる前の固定価格買取制度(FIT)の導入で加速度的に増えたこともあり、同時寿命で大量廃棄によって処分場がひっ迫する可能性もあります。

環境負荷を減らすはずの「クリーンなエネルギー」が逆に環境負荷を増大させてしまうかもしれないという皮肉が起こってしまうわけです。

参考:リコー経済社会研究所_迫る太陽光パネル大量廃棄

おわりに  


今回はソーラー発電について取り上げましたが、新たな取り組みが逆効果になってしまうことが他にも潜んでいるかもしれません。SDGsの取り組みもやったら終わり、ではなく「その後」をどうするか?どうなるか?という事を考えていかなければならないですね。