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スマホを見るほど余分なものを買ってしまいます
スマホが普及し、毎日何時間もネット記事、SNSでの商品の宣伝を目にする人が多いと思います。私も通勤時、ご飯を待つ間、帰宅後、事あるごとにスマホの画面を見てしまいます。そして見れば見るほど情報が自分に流れ込んできて、あれも欲しい、これも欲しいと一日に何度も思ってしまいます。
お店に行けばそういえばあれがネットのまとめに載ってたな、インスタで誰々が紹介してたな…そうして気が付けば商品を買ってしまっている…というようなことが本当に多くなったと感じています。でもスマホの画面を通してみる商品は本当に魅力的に見えたから、きっとこれは買うべきなんだと自分に言い聞かせたり…。
ネットニュースやSNSは判断力を低下させる!?
そんな感じでいろいろな商品を購入してきましたが、実際その後本当に買ってよかったなと思う商品はかなり少ないということにようやく最近気が付いてしまいました。何故かは簡単にわかります。別に必要としていないのにネットを見てしまい画面を通した一瞬 「いいなあ」という気持ちだけで購入したからです。
スマホ普及云々は関係なく、後から「なんでこんなもの買ったんだろう」という機会は多いと思いますが、確実に近年そういう失敗が多くなりました。キラキラした投稿を見たり、“あれいいよ!”“これいいよ!”“かわいいよ!”“おいしいよ!”であふれた情報にまみれると人間の判断力は一気に低下するのではないかと思います。
買う前に三歩引いて考えてみる
ほとんどの人は当たり前にしていることかもしれませんが、一瞬の舞い上がる気持ちで購入する前に、「あの記事を見る前は自分はこういう商品を必要としていたか」「あのインフルエンサーが紹介していなかったら別に欲しいと思っていなかったんじゃないか」等、一歩ではなく三歩ぐらい引いて考えるようにしました。すると、本当にほとんどの物がいらないんです。今度着ようかなと思うことも少ない、そのことにびっくりしてしまいました。
別に必要ないものを買うことが悪いことだとは思いません。美味しいものを情報を見て+αで買ったりする機会は今でも多いです。ただ、買ったきり着ていない服、使っていない雑貨、家電等、1度2度しか活躍の機会がないようなものは極端ですが買うべきではなかったと今では思います。
買わないことで結果的にSDGsに貢献できるかも
情報が溢れ、情報にお金を払っているような現代においては、予定外の何かを買うときに「本当に必要か?」と考える時、少し言葉を付け加えて「あの情報を見ていなかったら同じ商品を見て自分は欲しいと思っただろうか?」と考える必要がある気がします。そうすると確実に個人での廃棄は減ると思います。情報を頭の中から廃棄するのにコストも環境破壊もありませんが、実際にモノを捨てるときはコストも資源もかかります。
SDGsという観点で見たとき、長く大切に使う、循環して使うというのはもちろん大切ですが、要らない物を買わないというそれ以前の行動もより今後は重要となってくるのではないでしょうか。