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”水不足について”をテーマに研修を行いました!
2024年1月、SDGs推進委員会によるSDGs研修を行いました。
今回は、一日のうちに一度は触れる「水」について、特に「水不足」に焦点を当てました。
SDGs17の目標の中では、「目標6:安全な水とトイレを世界中に」に該当します。この目標は、水質改善、水不足の解消、水と衛生の普及を推進しています 。
日本でもあり得る"水不足"
水は、生命維持や日常生活、産業にだって欠かせないものです。
水不足については2つの観点から見ることができます。それは「慢性的な水不足」と「潜在的な水不足」です。
「慢性的な水不足」は、干ばつや水道設備の不足が主な原因の「既に起きている水不足」です。「潜在的な水不足」は、様々な原因によって「今後起こり得る水不足」のことです。
例えば日本には、地形から雨水が貯水しにくいという特徴があります。しかし、水の使用量は増え続けており、需要と供給のバランスが崩れてしまう恐れがあります。そうなってしまえば、日本も水不足に悩まされることになるのです。
蛇口をひねれば当たり前に出てくる水道水が、決して無限ではないことがお分かりいただけたでしょうか。
身近に迫る「水不足」。何も手立てはないのでしょうか?
水不足は決して私たちにとって無関係なことではありません。原因を知って適切な対処が必要となってきます。
水不足の原因は大きく3つに分けることができます。
・人口の増加と産業発展
・気候変動
・水源の破壊や汚染
どれも今すぐどうにかできるものではないですよね。
それでも、日本の浄化技術が世界に貢献していたり、泥水などを飲み水に変えられるストローがあったり、空気から水を生成できるウォータサーバーが存在していたりと、様々な方法で水不足に対応しています。
私たちにできること
水不足については、エネルギー問題(例:電気)と比べて私生活の中で実感する機会は少ないかもしれません。それでも、既に無視することのできない課題なのです。
水不足に対して私たちにもできることがあります。例えば、以下のようなことが有効です。
・生活の中で蛇口を開きっぱなしにしない。
・汚水を流さないようにする。
・温暖化対策をとる。 等
今回紹介したこと以外にも様々な方法で水不足を防ぐことができます。
私たちにとって当たり前のことが、世界中の誰にとっても、この先の未来にとっても当たり前となるように行動していきませんか?
次回のSDGs研修は3月を予定しています!またお会いしましょう!