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紙なのか?プラなのか?
みなさんこんにちは!
突然ですが、近くにある容器、何も見ずにプラスチック容器か紙容器か判断できますか?そしてその区別をどこで決めているか知っていますか?
基本的に商品のパッケージに紙マーク、プラマークがついているのでそれを基に分別しているため、深く考えることは少ないかと思います。私も何も考えずその通りに分別してそのゴミについては終了!という気持ちでいました。
ところが先日、これ紙っぽいのにプラなの?とか逆にプラやビニールっぽいのに紙ラベルがついてる?ということが割と多いことに気が付いて調べてみました。
紙マークは紙100%ではない!
すると、日本の現在のルールでは51%が紙でできていれば紙表記となるとのこと。つまり100%が紙ではなくても紙表記なんですね。プラ49%でも紙が51%であれば紙ということです。ちょっとびっくりしてしましましたが、身の回りの物の表記を見ているとあれもこれも紙マークがついていたりで納得がいく方も多いと思います。
これがヨーロッパ等になると、環境問題への見方や焼却炉の性能も違ってくることもあり、プラスチックへの規制がより厳しくなるため、紙やバイオマス素材の比率を高めることがより求められるとのこと。世界基準で統一されているのかと思いきや違ったのですね。
海外のもののパッケージのマークを見て分別しているのですが、実は日本基準だと厳密には違っていたものもあるのかもしれません・・・
【参考資料】
3R政策(METI/経済産業省)
020119_経済産業省 (meti.go.jp)
リサイクルの時の注意点
そして、皆さんご存じかも知れませんが、いくら紙マークがついていても汚れたものやアルミ付きの物などはリサイクルに出せない(燃えるゴミに出す)ことも気を付けないといけないですね。
段ボールマークや紙パックマークのものは綺麗であればそのままリサイクルに基本的にリサイクル回収ボックスに持っていけばいいですが、紙マークはアルミなどの禁忌品が付いているものはたとえ綺麗でもそもそもリサイクル不可とのこと。もし初めてリサイクルに出してみるという方は要注意かもしれません・・・自分もできるだけボックスティッシュのビニール部分なども外して紙ごみに出すようにしています。
知れば知るほどごみの分別やリサイクルについての情報量の多さにびっくりしますが、環境をみんなで保護していくためにも、それぞれが興味をもって行動していければいいなと思いました!