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SDGs研修報告「目標14:海の豊かさを守ろう」について(2024年3月実施)

SDGs研修報告「目標14:海の豊かさを守ろう」について(2024年3月実施)

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「目標14:海の豊かさを守ろう」について研修を行いました!  


2024年3月、SDGs推進委員会によるSDGs研修を行いました。
今回は、「目標14:海の豊かさを守ろう」に焦点を当てました。


この「海の豊かさを守ろう」とは、失われつつある海の豊かさを守り、海や海洋資源を持続的に利用するために掲げられた目標です。
この目標の達成のためには、海洋汚染の防止・削減や海洋環境と生態系の保全・回復が不可欠とされ、私たち一人ひとりが現状を把握し、積極的に行動することが求められています。

「目標14:海の豊かさを守ろう」が掲げられた理由とは?  


この目標14が掲げられた理由として、一番大きな理由が「海洋資源の減少」です。
ここ数十年において、

・魚を獲る量や違法な漁業の増加に伴う水産資源の乱獲
・海洋ごみの増加による海洋汚染や海洋生態系の破壊

が増え続けていることが問題視されており、2050年には海洋ごみが海にいる魚の量を上回ると推定されています。

私たちが普段当たり前のように食べている魚などの水産物が、このままだと食べれなくなってしまうのです。

この現状を打開するための取り組みをご紹介! 


現在、この現状を解消するために、様々な取り組みが世界各国で行なわれています。
今回は、SDGs研修でも取り上げた取り組みを2つご紹介します!


・MSC認証

MSC(海洋管理協議会)の厳格な規格に適合した漁業で獲られた持続可能な水産物にのみ認められる証のことで、通称「海のエコラベル」といわれています。
このMSC認証によって、魚の獲りすぎを防ぐことや、水産資源と環境に配慮した持続可能な漁業を普及する取り組みが行われています。


・ASC認証

養殖水産物に関する世界的な基準を設け、それらが守られるように管理していく為の制度です。責任ある養殖を認定し、認証を受けて流通する養殖水産物にはASC認証マークが付けられます。
このマークの貼られた水産物を選ぶことで、環境問題に配慮した商品を購入することができます。日本でも海洋プラスチック問題の解決に向けて様々な取り組みが実施されており、海の豊かさを守るために世界各国が一丸となって行動しています。

私たちにできること 


この目標14の問題に対して、私たちにもできることがあります。例えば、以下のようなことが挙げられます。

認証マークの意識
 ⇒MSC認証やASC認証の商品を購入する。

プラスチックごみの削減
 ⇒エコバックやマイ○○(ボトル、カトラリーなど)を使用する。

リサイクルの活用
 ⇒プラスチックごみを資源として再利用する。


こういった一人ひとりが日常的に行うことのできる小さな行動の積み重ねが、将来的な海の豊かさを守ることに繋がります。

これから何十年、何百年先も世界中の人々が安心して生活できる環境を作るために、これまでに挙げた問題・取り組みを私たち一人ひとりが認識し、行動していきませんか?


次回のSDGs研修は6月を予定しています!またお会いしましょう!