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小豆島・豊島に行ってみて

小豆島・豊島に行ってみて

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小豆島のSDGsの取り組み


こんにちは。
先日、小豆島に旅行で行かせていただき、その時の感想など書かせていただきます。

小豆島にある小豆島町は、2021年、2022年に2年連続で「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選ばれた都市になります。

若い人を中心にマリンスポーツをしながら海洋ゴミを回収する体験を提供したり、「海ごみゼロフェスティバル」などを開催し、海洋ゴミの問題を考えながら楽しめるイベントを企画し、取り組んでいるようです。

オリーブの物語


小豆島にとって、オリーブは日本のオリーブ栽培発祥の地としてだけでなく、食品産業の基盤であり、地域社会に欠かすことのできない存在となっているようです。

なお、小豆島のオリーブは植栽当初から一つ一つ手摘みで収穫され、数々の国際的なオリーブオイル品評会で高評価を得るほどの高い品質を保っています。また、通常捨てられてしまう搾油後のあとに残ったオリーブゴミは乾燥させ、オリーブ牛の飼料にし、剪定した枝葉は粉砕して発酵させ、新たなオリーブを育てる肥料へと生まれ変わるなど、循環型の農業の流れも形成されつつあるようです。

そして、オリーブを核とした持続可能な取り組みが世界的にも評価されているようです。

 

豊島問題について


小豆島の隣にある豊島(てしま)にも行かせていただきました。この島は、人口が約900人程の小さな島ですが、数十年前に産業廃棄物不法投棄事件により問題になった島でもあります。

廃棄物の撤去や汚染された地下水の浄化などを処理事業として進めてきましたが、その事業を国が財政支援する特別措置法が2023年3月で期限を迎えたようです。

不法投棄が始まってから約40年、産廃の処理開始から約20年の歳月が経過し、不法投棄現場の地下水は海に放出しても問題ないとされる「工場排水を川や海に流してもよいとされる基準」は達成されたましたが、地下水の「人の健康を保護し、生活環境を保全するうえで維持することが望ましいとされる基準」への到達には、まだ時間がかかるようです。

現在、豊島は食とアートの島として生まれ変わっています。とても風光明媚な場所で、電動自転車で回れる広さなので、とても楽しく考えさせられる時間となりました。
















小豆島・豊島旅行で感じたこと


小豆島、豊島を旅させていただきましたが、とても美しく、穏やかな島でした。
平日ということもあり、人も少なかったですが、土日となると旅行者で賑わうそうです。お店も平日お休みのところもありますので、行く場合は曜日を気にした方がよろしいかと思います。

人口は、減少傾向にありますが、若い人たち中心に企画を考えながら、自然を守りながら頑張っているそうです。

皆様も一度、行ってみてはいかがでしょうか?